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■第213号 2017年 9月18日

 

グレーゾーンに大阪府警がクロ判定〜

「個人償却制の事業者とドライバーを摘発、長年の業界習慣なだけに事業者混乱必至」

 自身が経営する運送事業者で運送業の許可がない個人ドライバーに車両を貸与したなどとして、大阪府警はこのほど、貨物自動車運送事業法違反容疑で、府内の運送事業者を摘発した。この事業者で導入されていたのは、ドライバーが売り上げから車両代や諸経費を負担する「個人償却制」と呼ばれるシステムだが、同社のドライバー15人は表向き社員と扱われながら、実質的には運送業の許可を得ていない個人ドライバーとみなされたことで、今回の摘発となった。会社側、ドライバー側の双方にメリットがあるとされ、トラック運送業界では以前から「グレーゾーン」とみられてきた仕組みだが、同府警が摘発に踏み切ったことで今後、業界内に混乱が生じそうだ。
 大阪府警に貨物自動車運送事業法違反(無許可経営)幇助容疑で逮捕された(続きは本紙をご覧ください)


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