製造コストは1リットルあたり40円〜
「川崎重工業、稲わらから低コストなバイオエタノールを製造」
燃料価格の高騰に頭を悩ませている運送業界だが、1リットルあたりの製造コストが40円という安価な燃料が登場した。川崎重工業はこのほど、農林水産省の「ソフトセルロース利活用プロジェクト」で取り組んできた、稲わらを原料とするバイオエタノール製造実証試験を完了し、非食用バイオマスである稲わらから低コストなバイオエタノールを製造する技術を確立したと発表した。
このプロジェクトは農水省の公募事業で、非食用の未利用資源である稲わらなどのソフトセルロースから、バイオ燃料を製造する技術の確立を目的としたもので、同社は08年度から12年度の5年間にわたり、秋田県の全面支援を受けて、秋田県農業公社とともに取り組んできた。(続きは本紙をご覧下さい)
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