■元従業員の巨額不正流用事件が発覚〜
「日通、営業職者が売上代金4億5500万円を着服」
日本通運(渡邉健二社長、東京都港区)はこのほど、営業職を担当していた元従業員(故人)が立場を利用し、顧客からの売上代金を不正に流用していたことが判明したと発表した。社内調査を行った結果、推定される不正流用額は04年11月〜12年4月だけで、約4億5500万円に上るという。
同社によると、元従業員の不正が発覚した後、直ちに社内調査を開始して全容解明に取り組むとともに、外部の弁護士などと今後の対応を協議し、現時点での被害推定額が判明した。警察へは報告済みだという。
同社は今後、再発防止策を策定し、不祥事に伴う関係者の処分を決定次第公表するとしている。(続きは本紙をご覧下さい)
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