■軽油価格急騰で戦々恐々の運送事業者〜
「1リットルあたり10円超上がり運賃転嫁が必至」
軽油の販売価格がこのところ急騰しており、その負担増が運送事業者の経営を圧迫し始めている。原油産油国の情勢不安によるものだが、1リットルあたり10円に迫る勢いで高騰しており、すでに運送事業者の自主的な節約レベルだけでは到底、太刀打ちできない状況にまで陥っている。安全な輸送を確保するためには今後、荷主側が値上げ分の運賃転嫁を早急に認めるべきだろう。石油元売り各社は先月末、3月分の石油製品卸価格を発表した。軽油価格については各社、ほぼ一斉に1リットルあたり8〜9円の値上げを示すなど、すべての油脂で大幅に価格が高騰した。出光興産は(続きは本紙をご覧ください)
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