■第144号 2010年 11月22日

自殺の原因は過重労働とパワハラ〜

「オカケンに遺族が損害賠償請求」

大手運送事業者の岡山県貨物運送(壷坂須美男社長、岡山市北区)の宇都宮営業所に勤務していた男性社員(当時22歳)が自殺したのは、上司のパワーハラスメントや長時間労働などが原因として、宮城県内に住む男性の両親がこのほど、同社と宇都宮営業所の所長を相手取り、約1億1200万円の損害賠償請求訴訟を、仙台地裁に提訴した。  訴状によると、男性は大学卒業後の昨年4月、同社に事務員として採用されたが、実際にはリサイクル家電の運搬業務などを指示され担当していた。入社直後から労働時間は毎日15〜16時間と長く、休日もほとんどなかったという。さらに、男性に対して所長が「バカ」「辞めちまえ」などと怒鳴って顔を殴ったり、男性とは仕事上で無関係のミスに対して始末書の作成を強要し、何度も書き直させたりするなどのパワーハラスメントがあったとしている。(続きは本紙をご覧ください)

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