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■第283号 2024年 9月号


吐き気や立ち眩み通り越し熱中症と診断〜

ヤマト運輸社員 職場環境改善求め単独スト決行

宅配便業界最大手のヤマト運輸(長尾裕社長、東京都中央区)の倉庫で働く正社員の男性(55歳)がこのほど、会社に対して熱中症対策が不十分だとして改善を求め、1人でストライキを決行するとともに、東京都内で記者会見を行った。  この男性は、同社の兵庫県内にある倉庫に勤務。同所は、18台の車両が停車できる大きな営業所だが、建物の構造上、風通しが悪く、外壁が金属パネルで熱を持ち、さらに窓がさびていて半分程度しか開かない状態だという。  男性によれば、最大40度まで計測できる気温計が40度を振り切り、熱中症指数が「危険」を指している日もあったという。しかし、当時実施されていた熱中症対策は、塩飴の配布と、業務用扇風機1台、スポットクーラー2台、ウォーターサーバーの設置のみだった。 すでに行われていた男性側とヤマト運輸側の団体交渉により、業務用扇風機とスポットクーラー2台の追加導入およびさびついた窓の修繕などは約束されたが、男性は十分ではないとして、(続きは本紙をご覧ください)  

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