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■第209号 2017年 4月17日


荷主に弱い運送事業者に救いの手〜

「国交省、省令案改正のパブリックコメントを募集」

 トラック運送事業者は荷主に対して立場が弱く、荷待ち時間の負担を強いられているとして、国土交通省はこのほど、改善に向けて乗務記録の記録事項を追加するなど、輸送安全規則の一部を改正する方針を固めた。4月27日まで、省令案改正のパブリックコメントを募集している。トラック運送業は、国内貨物輸送の9割強を担う重要な産業であるが、物流2法の施行に伴う規制緩和後、事業者数は1・6倍に増大したものの、今なお全体の99%が中小零細企業となっている。国交省では、これが要因となって「荷主に比べて立場が弱く、荷待ち時間の負担を強いられるなどの取引環境上の課題がある」と判断し、「長時間労働の要因の1つとなっている荷待ち時間の削減を図るうえで、荷待ち時間を生じさせている荷主へ勧告する際に、輸送(続きは本紙をご覧ください)

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