■監査件数減少するも重い処分の確率高まる〜
「関東運輸局の行政処分結果」
関東運輸局がこのほどまとめた行政処分結果(トラック)によると、15年度の監査件数は901件で、14年度に比べて13・5%減少した。処分件数も7・1%減の487件となり、監査件数の減り幅を下回ったが、減少部分の大半は文書警告が占めており、許可取消・事業停止・車両の使用停止といったより重い処分はほぼ前年並みで推移しているため、監査を受けた際により重い処分を受ける確率は高まっている。同局によると、処分件数487件の内訳は、もっとも重い「許可取消処分」が12件(前年度と同数)、「事業停止処分」が1件(2件減)、「車両の使用停止処分」が395件(2件増)となり、ほぼ前年度と同じ水準。許可取消処分はすべて、所在不明によるものだった。車両停止処分となった395件の延べ使用停止日車数は(続きは本紙をご覧下さい)
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