■荷主が福島原発付近の迂回を指示〜
「宮ト協、会員に常磐道の利用状況調査を実施」
宮城県トラック協会(須藤弘三会長、仙台市若林区)はこのほど、会員運送事業者を対象に常磐自動車道の利用状況を調べたアンケート結果を公表した。常磐道は東日本大震災に伴う福島第1原発事故の影響で開通時期が遅れ、除染作業を経て今年3月1日に全線開通となったが、荷主から福島第1原発付近を迂回するように指示を受けている運送事業者が存在しているとの声があることから、実態を調べるために実施したもの。調査結果によると、回答事業者の61・3%が常磐道を利用しており、利用事業者の積荷は建材・資材が23・6%で最多、次いで食料品が22・3%となった。続いて、荷主から「国道6号線もしくは常磐道で福島原発付近を迂回するように指示がある」と回答した事業者は(続きは本紙をご覧下さい)
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