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■第191号 2015年 6月15日


適正運賃の収受なくして人材不足の解消なし〜

「ドライバー不足の要因と対応を考察」

 供給数よりもはるかに多い求人数が示しているように、圧倒的なドライバー不足に悩まされ続けているトラック運送業界。明確な解決策は見当たらないが、ドライバー不足の要因をまとめてみると、長く続いてきた供給過多の時代の影響により余儀なくされた低賃金での長時間労働、常に交通事故の危険性があるなど厳しい労働環境、また、職業としてのドライバーのイメージが決して高くはないことなど、さまざまな要因が混在しているといえよう。ドライバーの労働条件は現在、他産業に比べて低賃金で長時間労働であるのが実態。ドライバーの賃金は、古きよき時代こそ「きつい仕事だがほかの職業よりも高い」ということもあったが、すでにそれは過去の話であり、現在では、全産業平均や建設業と比べて(続きは本紙をご覧下さい

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