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■第189号 2015年 4月20日


労働力確保に慌てる業界に得策なし〜

「若年層極少で将来不安な運送業界」

 人手不足による倒産件数が前年より2倍以上増加(別記事参照)するなど、トラック運送業界では今、労働力の確保が急務となっている。中でもとりわけ、若年層の構成比率を高める必要性に迫られているのだが、一昔前ほど稼げなくなったためか少子化の中、建設をはじめとする他業界に人材を奪われており、これを挽回するほどの得策がないのが実情だ。労働条件の過酷さから長年、業界の課題とされてきた労働力確保の問題は、ようやくここにきて、各方面から対策を講じようとする動きが見られるようになってきたが、慌て出した業界の対策で、はたしてこの問題は解決の道を辿って行くことになるのだろうか。トラック運送業界の人手不足の現状は、あるアンケート調査の結果が明確に示している。(続きは本紙をご覧下さい)


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