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■第175号 2013年 11月18日


クール指定なのに常温放置される冷蔵冷凍荷物〜

「ヤマト運輸や日本郵便、クール便の杜撰な温度管理が続々発覚」

名ばかりのサービスとは、このことだったのか―。宅配便最大手のヤマト運輸(山内雅喜社長、東京都中央区)が、鮮魚などの食材を低温で運ぶ「クール宅急便」のサービスで、実際には厳密な温度管理をしていなかったことが、このほど明らかとなった。各営業所で保冷用コンテナの扉が、社内の規定より長時間開けたままの状態になっていた事例が確認されるなど、サービスの根幹を揺るがす実態が明らかとなったことで、利用客からの信用を失いかねない事態に発展している。同社はこれらの実態を認めたうえで現在、社内調査を始めているが、こうした問題は同社だけでなく、他社や大手コンビニエンスストアでも明らかになるなど、杜撰な荷物の温度管理体制については今後、消費者から厳しい視線が送られるようになりそうだ。(続きは本紙をご覧下さい)

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