グループ単独での再生困難と判断〜
「ワールド・ロジ、私的整理の事業再生ADR手続きを申請、資金繰り悪化で支払い請求訴訟提起される」
ワールド・ロジ(森田賀典社長、大阪市北区)はこのほど、私的整理の一手法である事業再生ADR手続きの利用申請を行い、受理されたと発表した。これにより、同社は金融機関に対して「10%以上の債務免除」を受ける計画で、事業再生実務者協会(JATP)と連名で取引金融機関に「一時停止通知書」を送付した。事業再生ADR手続きは、債務免除を柱として金融機関に対して進められる経営再建手続きで、一般の取引先に直接影響することはないが、同社の信用は完全に失われることになりそうだ。同社によると、12年6月期決算で58億8000万円もの債務超過に陥り、大証から上場廃止の猶予銘柄に指定を受けた(既報)ことから(続きは本紙をご覧下さい)
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