■過去最高額の下請法違反を指摘〜
「公取委、日本生協連に勧告と指導実施」
商品製造を委託する業者約450社に対して代金を不当に減額するなどし、総額約39億円分の下請法違反行為をしたとして、公正取引委員会はこのほど、日本生活協同組合連合会(浅田克己会長、東京都渋谷区)に対し、下請代金支払遅延等防止法(下請法)に基づき、再発防止策を講じるよう勧告や指導をした。公取委によると、日本生協連は下請事業者449社に対して25億6331万円を不当に減額していたほか、「返品の禁止」違反で6社から減額した484万円、「不当な経済上の利益の提供要請の禁止」違反で24社から減額した262万円についても指摘したという。勧告対象となったのは、不当減額などで約25億7000万円のほか、指導対象となった遅延利息が約13億2000万円に上ったため、総額39億円に膨らんだ。(続きは本紙をご覧下さい)
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