■即時の許可取消し処分で悪質事業者の排除図る〜
「国交省、監査方法を抜本的に見直す方針」
7人が死亡した関越自動車道の高速ツアーバス事故を契機として、国土交通省はこのほど、すべての自動車運送事業者に対する監査方法の抜本的な見直しを行う方針を固めた。「自動車運送事業者に対する監査のあり方に関する検討会」を設置し、10月中に方向性を打ち出す。来年3月に最終的な取りまとめを行い、制度改正や法改正に向けた準備に着手するという。当然ながら、運送事業者には厄介なことになりそうだ。
同省によると、検討会では悪質な運送事業者を確実に排除する制度設計のあり方、全運送事業者に対して網羅的に指導するための制度設計のあり方といった監査目的・方針を明確化し、悪質事業者に対する処分の厳格化、監査方法の効率化、監査体制の強化を検討していくとしている。(続きは本紙をご覧下さい)
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