■第158号 2012年 4月23日

■目の仇にしたディーゼル車を今や絶賛〜

「石原都知事、運送事業者の苦悩と貢献一切触れず」

 排気ガスの黒煙に含まれる粒子状物質が入ったペットボトルを、会見で振り回すパフォーマンスによって、ディーゼル車の負のイメージを国民に深く植え付けた石原慎太郎東京都知事。だが、それから10数年が経過し、このほど開いた会見では「私は必然的にディーゼルで走る車が増えざるを得ないと思うし、結構なことだと思う」と、当時より大きく一転したコメントを発した。その背景には、各種規制の施行によって大気汚染が改善されたことがあるが、そのために大きな代償を払わされたトラック運送事業者に対する慈悲は、最後まで聞かれなかった。  国内におけるディーゼル車への逆風はこの10年来、少しも吹き止むことはなかった。(続きは本紙をご覧下さい)


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