■国の環境改善策に原告側がダメ出し〜
「国道43号線連絡協議会、兵庫県内の通行ルール再検討へ」
尼崎公害訴訟の和解条項に基づき、国道43号線沿線の環境改善策について原告団と国、阪神高速道路会社が協議する連絡会がこのほど、尼崎市内で開かれた。国側は、兵庫県内の43号線に通行ルールを設け、事業所やドライバーに環境へ配慮した走行を求める案を提案したが、これに原告側が反発したため、再検討することとなった。
国側が提示したルール案は、大型車を対象にしたもので、歩道寄りの車線以外を走行するよう依頼するなどの内容。これまで原告側が求めてきた大型車の走行車線を規制して、渋滞を発生させて迂回させるのではなく、渋滞を発生させずに環境改善を目指す案を提示した。しかし、これに対して原告側は(続きは本紙をご覧ください)
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