■第145号 2011年 1月17日


一般事務に22年間派遣労働者〜

「三菱電機ロジ、専門業務と偽り大阪労働局から是正指導」

家電大手の三菱電機の物流子会社が、一般事務に女性の派遣労働者を22年間の長期にわたって働かせていたとして、大阪労働局はこのほど、三菱電機ロジスティクス(田崎彰社長、東京都渋谷区)と派遣会社に是正指導をした。派遣労働に詳しい専門家は「派遣は本来、一時的または臨時的な労働力で、これほど長期間の派遣は聞いたことがない」と指摘している。三菱電機ロジスティクスで働いていたのは、大阪府内の40代の女性。一般事務にもかかわらず、派遣期限(最長3年)のない専門業務との契約で働き続け、先月末で解雇を告げられた。この女性について同労同局は、法律で規定されている派遣期限を大幅に超えているため、同社に対して直接雇用するよう指導したという。(続きは本紙をご覧ください)


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