■第137号 2010年 4月19日


外部に漏洩した大手事業者の機密情報〜

「鴻池運輸、派遣社員が持ち出し中国人に手渡す」

 スパイ映画さながらの工作員活動が、大手総合物流事業者で実際に行われていた。舞台となったのは鴻池運輸(鴻池忠彦社長、大阪市中央区)で、幹部の住所録や契約書、報告書など同社の機密情報が外部に漏洩していたことが、このほど判明した。元派遣社員が情報を持ち出し、内通している在日中国人の手に渡った後、中国側へ流出した可能性があるという。同社は「機密情報が漏れたことは遺憾で、情報管理を見直している」と漏洩を認めているが、今のところ被害や影響は出ていないとして静観の構えをみせている。(続きは本紙をご覧ください)


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