■第133号 2009年 11月23日


クロネコよ、お前もか!品名確認検査で見落とし危険物を航空輸送〜

「ヤマト運輸、国交省から事業と保安対策の改善命令」

郵便事業会社の日本郵便や福山通運など、大手事業者による危険物の航空輸送が発覚し、次々に行政処分が下されている(既報)が、またもや同じく危険物を航空輸送したとして、国土交通省はこのほど、ヤマト運輸(木川眞社長、東京都中央区)に対して事業改善命令の処分を下した。国交省によると、ヤマト運輸の九州支社福岡主管支店管下のセンターが10月下旬、集荷した貨物が中古の発電機で危険物に該当するにも関わらず、グループ会社であるヤマトグローバルエキスプレスが、品名確認検査で見落としてそのまま航空輸送したという。これについて、国交省は貨物利用運送事業法に基づき、ヤマト運輸に対して事業改善命令を出し、改善措置について11月30日までに報告するよう求めた。(続きは本紙をご覧ください)


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