■第127号 2009年 5月25日


コンテナ落下事故連続発生で緊急通達〜

「国交省、緊締装置のロック徹底呼び掛ける」

 名古屋市港区で走行中の大型トレーラから積み荷の海上コンテナが落下し、左側を走っていた乗用車が下敷きになり2人が死亡した事故(3面に関連記事)を受け、国土交通省は翌日、事故を起こした運送事業者(滋賀県大津市)を貨物自動車運送事業法に基づき監査した。トレーラからのコンテナ落下事故は、その前日にも阪神高速守口線で発生しており、路上に落ちたコンテナに衝突するなどして車両4台、計6人が負傷した。国交省はこの運送事業者(大阪府堺市)も監査する。トレーラの荷台にはコンテナの四隅を固定する装置があるが、両事故とも装置のロックが不十分だったとみられていることから、国交省は全日本トラック協会(中西英一郎会長、東京都新宿区)にロックの徹底を通達した。同省によると、同様の事故は年間10件ほど起きているという。(続きは本紙をご覧下さい)


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