■最高裁が逆転勝訴の2審判決を支持〜
「東和運送 車両火災でいすゞ相手に勝訴」
大型トラックで高速道路を走行中にエンジンから出火したのは車両の欠陥が原因だとして、フジホールディングスグループの東和運送(岡村成晃社長、大阪府寝屋川市)が車両を製造したいすゞ自動車などに総額1億円の損害賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁はこのほど、いすゞ自動車側の上告を棄却し、同社に9400万円の支払いを命じた2審判決を支持した。運送事業者が車両メーカーの責任を追及する裁判を起こす事例は極めて珍しく、さらに、運送事業者の主張がほぼ認められる形で判決が確定するという異例の事態で終結したことで、業界では注目される判決となりそうだ。(続きは本紙をご覧ください)