■運賃値上げ交渉で数百社と契約終了〜
「ヤマトホールディングス」
宅配便最大手のヤマトホールディングスはこのほど、17年9月中間決算会見で、9月末を目標に進めた法人顧客との運賃値上げ交渉の結果、数百社との契約を終えると明らかにした。これにより、17年度に運ぶ荷物量は、16年度より4100万個少ない18億2600万個となる見通しという。 同社ではネット通販の急増を受け、ドライバーらの違法な長時間労働が常態化。荷物量削減を狙って法人顧客約1100社と値上げ交渉を進め、9割の企業と交渉を終えている。このうち、「値上げを受け入れていただいた企業は半数以上だが、8割まではいかない」(芝崎健一専務)といい、およそ数百社が契約更改の際に契約終了となる。(続きは本紙をご覧ください)