■ECサイトで高額転売〜アドブルー〜
「尿素輸入停止で供給量激減」
経済産業省はこのほど、ディーゼル車の稼働に必要な尿素水「AdBlue(アドブルー)」について、今年1月中には国内供給量が平時の需要量を上回るという見通しを示した。
アドブルーについては昨年後半より、中国から原料となる尿素の輸入が停止し、供給量が激減。そのため、フリマサイトなどを中心に高額で転売されるなど供給不足が露呈し、ユーザーに不安感が漂った。
通販サイトのアマゾンなどでは、10リットルが2000円程度で販売されていたアドブルーが、昨年末には2〜3倍で売られるようになった。これでは逆に、ランニングコストが高額となり、ディーゼル車の燃料が安いというメリットが失われることになる。
これを受けて、経済産業省は尿素の国内メーカーに最大限の増産を(続きは本紙をご覧ください)