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■第248号 2021年  4月19日

 

労組に手をかまれた事業者の悲劇〜

「未払い金請求訴訟で支払命令連発」

 運送事業者のヒガシトゥエンティワン(児島一裕社長、大阪市中央区)の運転職労働者ら29人が、会社側に対して未払い残業代を求めていた訴訟はこのほど、大阪地裁で和解が成立した。会社側が解決金として、請求全額となる計約6200万円を支払う。
 同社の当時の給与規定では、残業によって時間外手当や深夜手当などが発生しても、売上に応じた歩合給に相当する「運行時間外手当」の金額を上回った分しか支給されないことになっていた。
 こうした規定に、「実質的な残業代ゼロだ」と異議を唱えたのは、会社で2番目に大きい「ヒガシトゥエンティワン労働組合」の組合員たちで、団体交渉が不調に終わったため、(続きは本紙をご覧ください)


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