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■第243号 2020年 9月14日


■社長に続き経理財務部長も着服

「カンダHD、子会社で再び横領事件発覚」

 カンダホールディングス(原島藤壽社長、東京都千代田区)はこのほど、傘下の運送事業者であるレキスト(同)で、前年度まで経理財務を担当していた取締役兼務の部長が横領していた疑いがあると発表した。同社によると、元役員は個人的な目的で着服していた可能性が高く現在、刑事訴追も視野に入れて警察に相談しているという。  同社グループでは、レキストの社長を兼務していたカンダHD元専務が「不適切精算」を行っていたとして1月31日に辞任(既報)しているが、今回はこれとは別の不正事案となる。  同社によると、レキストでは1月末に社長交代人事が行われた後、新体制のもとで業績改善に向けて前期の売上、人件費など主要な経費の分析作業を実施していたところ、8月になって(続きは本紙をご覧ください)


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