■タクシーの有償貨物運送を正式に認可〜
「国交省、10月1日から新制度として恒久化」
国土交通省はこのほど、新型コロナウイルスの影響を受けるタクシー事業者と飲食店を救済する取り組みとして、4月21日から9月30日まで特例的に認めているタクシーの有償貨物運送について、10月1日から新制度として恒久化することを決めた。
同省によると、新制度ではタクシー事業の許可を取得するための最低車両台数を満たしている事業者であれば許可を取得できるが、管理する事業用車両が100台以下である場合には、タクシー事業者として加入すべき任意保険に加え、原則として貨物自動車運送事業に適用される任意保険にも加入する必要があるという。
貨物自動車運送事業に適用される任意保険は、被害者1人につき保険金の限度額が8000万円以上であり、1事故につき財産の損害賠償に係る保険金の上限が(続きは本紙をご覧ください)