■衝突回避成功は6社中2社のみ〜 「AEBS機能の実証実験で実力歴然」 富士運輸(松岡弘晃社長、奈良市)はこのほど、同社奈良支店の第2駐車場で、国産トラックメーカー4社と海外メーカー2車種を対象に、すべてのトラックに搭載が義務付けられている衝突被害軽減ブレーキ(AEBS=アドバンスト・エマージェンシー・ブレーキング・システム)が「有効に機能するか」を確かめる実証実験を実施した。その結果、衝突前に停止できたのはわずか2社のみだった。 この実験は、車種ごとに時速20、30キロでドライバーがブレーキペダルを踏まないように留意して行われたが、20キロで障害物に接触しなかったのは日野、三菱ふそうの2社のみにとどまり、いすゞ、UDトラックス、スカニア(スウェーデン)、ボルボ(同)の4社は20キロ、30キロのいずれも接触前に停車できなかった。 実験開始前、国内メーカーの担当者は「あくまでも (続きは本紙をご覧ください)
■衝突回避成功は6社中2社のみ〜
「AEBS機能の実証実験で実力歴然」