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■第211号 2017年 6月19日

 

勤務時間短く改ざんした裏タイムカード作成〜

「ヤマト運輸、労基署が西宮支店に是正勧告」

 従業員の労働改革を進めている中、ヤマト運輸(長尾裕社長、東京都中央区)の西宮柳本センター(兵庫県西宮市)で、パート従業員の40代男性の勤務時間を実際より短く改ざんした「裏タイムカード」が作成され、それにより賃金の未払いがあったとして、西宮労働基準監督署はこのほど、同社西宮支店に是正勧告をした。
この男性従業員の代理人弁護士によると、同センターでは、従業員自身が出退勤の時間をタイムカードに記録することになっているという。しかし、昨年夏〜冬の数カ月間、男性従業員の出勤日の一部が欠勤にされていたり、実際より短い勤務時間にされていた別のタイムカードが勝手に作られ、給料の算定に用いられた。これにより、未払い賃金は少なくとも60万円以上に上るという。不審に思った男性従業員が今年3月、同労基署に相談したところ、配送車の乗務前に行うアルコールチェックや業務用携帯端末の記録時間(続きは本紙をご覧ください)


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