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■第208号 2017年 3月20日


東京都の運送事業者8割が労基法違反〜

「労働時間に関する違反が半数超える」

 東京労働局はこのほど、都内の道路貨物運送業168事業場に対して実施した臨検監督の結果を公表した。それによると、79・8%にあたる134事業場が法令に違反しており、違反事業場の半数を超える97事業場(57・7%)が労働時間に関する違反だった。中には、月間120時間を超える過重労働でドライバーが脳疾患を発症して死亡し、会社と社長を労働基準法違反で書類送検したケースもあった。
同局による監督指導結果の内訳をみると、労基法違反があった134事業場のうち、もっとも多かった違反は労働時間に関係するもので97事業場(57・7%)だが、次に多かった割増賃金にかかわるものも61事業場(36・6%)あり、違反事業場の3分の1を超えている。逆に、最低賃金(続きは本紙をご覧下さい)


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