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■第206号 2017年 1月17日


過去20年間で最大の上昇幅〜

「JILS、16年度の物流コスト調査結果を発表」

 日本ロジスティクスシステム協会(JILS)はこのほど、16年度の物流コスト調査結果(速報値)を発表した。それによると、全業種を対象とした売上高物流コスト比率(売上高に物流コストが占める割合)は4・97%で、前年度から0・34ポイント上昇し、過去20年間で最大の上昇幅となった。これについて、JILSでは「回答企業のおもな会計期間である16年3月期の人手不足を受けた輸送費などの上昇が反映された」とし、トラックドライバーの人手不足が企業の物流コストを押し上げたとの見方を示している。業種別の物流コスト比率を見ると、製造業は紙・パルプ(9・23%)がもっとも高く、卸売業では食品飲料系(8・49%)、小売業では通販(11・94%)が、それぞれ最高値を示した。有効回答(続きは本紙をご覧下さい)


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