■運送事業者間のスポット輸送で書面化進まず〜
「全ト協、書面化実施率アンケート結果」
全日本トラック協会(星野良三会長、東京都新宿区)はこのほど、トラック運送業における書面化の実施率などを調べたアンケート結果を公開した。それによると、継続的な貸切輸送で石油製品・液体薬品輸送の書面化実施率が5割以上の事業者が81・5%にのぼった一方、砂利・砂・石炭などの輸送は28%が2割を下回るなど、輸送品目によって取り組みに差が目立つ結果となった。スポット契約は、新荷主との取引で加工食品・生菓子などの輸送の71・9%が5割を超えたものの、運送事業者間取引はもっとも書面化率の高い農林水産品でも5割超が59・2%にとどまり、運送事業者間のスポット輸送で書面化が進んでいない実態が明らかになった。(続きは本紙をご覧ください)
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