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■第187号 2015年 2月16日


労働関係法令違反が全業種平均上回る〜

「厚労省、過重労働解消キャンペーン結果を公表」

 厚生労働省はこのほど、昨年11月に実施した過重労働解消キャンペーンの結果を公表した。それによると、重点監督を実施した全4561事業場のうち、83・6%にあたる3811事業場で「若者の使い捨て」が疑われるなど、労働基準関係法令に違反していた。運輸交通業では、328事業場を対象に重点監督を実施し、全業種平均を上回る86・2%(283事業場)で労働基準関係法令の違反があった。違反の内訳は「労働時間」が195事業場で最多となり、次いで多かった「賃金不払残業」も52事業場で確認された。厚労省が公表した事例によると、長時間労働を原因として精神障害から自殺、労災請求に至った、ある道路貨物運送事業者の事業場では、被災労働者以外の労働者も月100時間を超える違法な時間外労働を行わせており(続きは本紙をご覧ください)


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