■講習時間の短縮制度を悪用〜
「トナミ運輸、大型リフトの運転資格を不正取得」
1トン以上の大型フォークリフトの運転資格を社員に不正に取得させ業務で操作させたとして、大阪中央労働基準監督署はこのほど、トナミ運輸(綿貫勝介社長、富山県高岡市)の大阪中央支店(大阪市鶴見区)の支店長(49歳)ら7人と、法人としての同社と関連会社を、労働安全衛生法違反容疑で書類送検した。資格の不正取得には大阪府内の4つの支店・流通センターが関与していることから、同労基署は、会社ぐるみの可能性があるとみて、全国の状況調査をトナミ運輸に指示した。同労基署などによると、同社大阪中央支店の支店長らは、講習時間が短縮される運転経験を持たない社員3人について、虚偽の「経験証明書」を作成するなどして必要な講習を受けさせず、正規に資格を得ていない状態で(続きは本紙をご覧下さい)
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