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■第176号 2014年 1月13日


佐川急便もクール解凍便〜

「宅配大手3社とも温度管理徹底できず」

 ヤマト運輸と日本郵便で発覚していたクール便の常温放置問題(既報)は、やはりこの会社でも起きていた。佐川急便(荒木秀夫社長、京都市南区)はこのほど、同社の保冷宅配「飛脚クール便」で、温度管理の不備による輸送品質の劣化問題が判明したことを受けて実施した調査結果と対応策を発表した。これで、ヤマト運輸と日本郵便を含め、宅配便の大手3社すべてで同じ問題が明らかになる事態となり、業界の信用を大きく失墜させることとなった。佐川急便の調査結果によると、昨年上半期(3月21日〜9月20日)に取り扱った「飛脚クール便」1535万1780個のうち、賠償に至ったのは3674件で、温度上昇によるものは891件だったという。この891件の内訳は、(続きは本紙をご覧下さい)

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