神奈川県貨物自動車厚生年金基金を脱退〜
「安田運輸、運用不安で業績への影響考え判断」
安田倉庫の100%子会社である安田運輸(松下陽一社長、横浜市神奈川区)はこのほど、これまで長年にわたり加入してきた神奈川県貨物自動車厚生年金基金から脱退することを決めた。脱退に伴い必要となる脱退時特別掛金は、約1億7500万円の見込み。脱退の理由について、同社では「今後の年金資産の運用状況次第で、会社の業績に大きな影響を与える可能性があると判断した」としている。同基金は、厚生労働省が「積立水準が著しく低い基金」を指定する「指定基金」に、10年度から指定されている。指定基金には現在、全国568基金のうち97基金が指定されており、トラック・運輸関係や石油関係の基金の指定が多い。(続きは本紙をご覧下さい)
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