■第150号 2011年 6月20日


日通から承継した物流拠点の9割閉鎖へ〜

「日本郵便、業績悪化で宅配事業の立て直し急ぐ」

日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)はこのほど、宅配便サービス「ゆうパック」の収支改善のため、日本通運から引き継いだ全国21カ所の物流拠点の9割を、8月にも閉鎖する方針を固めた。日本郵便は11年度に403億円の営業赤字に陥る見通し(既報)で、拠点の統廃合を通じて合理化を徹底し、業績悪化の主因である宅配便事業の立て直しを急ぐ考え。
  日本郵便は昨年7月に日通の宅配便事業を吸収した際、21拠点を承継したが、このうち北海道内の全3拠点など17道府県にある19拠点を閉鎖して、東京近郊にある2拠点のみを存続させることにした。閉鎖拠点の従業員や仕分けなどの業務は、近隣の大規模支店に移すとしている。(続きは本紙をご覧ください)


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