■不適切な経理処理で子会社社長を解任〜
「リンコーコーポレーション、過年度累積影響額9億円超で会長も引責辞任」
リンコーコーポレーション(坪井鈴兒社長、新潟市中央区)はこのほど、子会社の臨港商事における不適切な経理処理に対して臨時株主総会を開き、臨港商事役員3人の解任を決議した。リンコーコーポレーションの岡村繁代表取締役会長も、責任を取って辞任した。
同社の内部調査委員会がこのほどまとめた調査結果によると、臨港商事は取引先S社の長期滞留売掛金を長年、不適切な経理処理によって隠蔽し、貸倒引当金の計上を回避していたという。
また、取引先N1社とN2社に対する売掛金と前渡金について、回収が極めて困難であると認識しながら貸倒引当金の計上を怠り、さらに取引を継続してN1社に契約実態のない資金を前渡金として提供し、損失額を拡大させたとしている。(続きは本紙をご覧ください)
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