■価格高騰に比例し供給制限件数が増加〜
「全ト協緊急アンケートまとめ」
軽油価格が高騰を続けている中、全日本トラック協会(中西英一郎会長、東京都新宿区)はこのほど、都道府県トラック協会の会員事業者と全国のトラック運送事業協同組合を対象に、軽油の供給制限の実施状況などについて緊急アンケートを実施した。その結果、「供給制限の連絡があった」との回答が434件にも上り、供給側の強気の姿勢と運送事業者の苦しい台所事情が浮き彫りとなった。(中略)事業への影響や今後の見通しなどについては、「サーチャージ制も認められず、燃料も思うように購入できない事業者にとっては死活問題」「このままでは中小零細規模の事業者は廃業せざるを得ない」のほか、「長距離輸送を止めざるを得ない」など、厳しい意見が多数寄せられた。
<<<Back Next>>>