■第107号 2007年 7月23日


JTB顧客の個人情報紛失〜

ヤマト運輸、機密文書リサイクルサービスで大失態

ヤマト運輸(木川眞社長、東京都中央区)の「機密文書リサイクルサービス」で、受託したリサイクル前の機密文書が紛失していたことが明らかとなった。旅行会社大手のJTBはこのほど、顧客1779人分の個人情報を記載した文書を、ヤマト運輸に廃棄を委託したところ、輸送中に行方が分からなくなり紛失したと発表した。同サービスでの紛失は初めてといい、個人情報の被害報告は今のところないという。
  ヤマト運輸とJTBによると、紛失した文書は昨年2〜4月出発の国内、海外旅行に関するもので、JTBグループの「JTBトラベランド広島アルパーク店」(広島市)が受け付けた申込書の控え。
それぞれ氏名、住所、生年月日などが記載されている。
  JTBからの依頼に対してヤマト運輸は6月11日、社外秘の文書を引き取り溶解処理する「機密文書リサイクルサービス」として受託。広島市内の同社物流ターミナルへの入庫記録はあるが出庫記録がないため、同ターミナル内で紛失した可能性が強いという。(以下略




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