■第100号 2006年11月13日号


小田急電鉄への賠償額2500万円也〜

「小田急電鉄への賠償額2500万円也〜サカイ引越センター踏切事故」

 サカイ引越センター(田島治子社長、大阪府堺市)はこのほど、昨年10月18日に神奈川県伊勢原市の小田急電鉄小田原線の愛甲石田3号踏切(警報機、遮断機付き)で、同社の引越用2トントラックが小田原発新宿行き上り線の特急列車ロマンスカー(全11両編成)に衝突した事故(既報)の賠償額が、2500万円となったことを明らかにした。

この賠償金について、同社は特別損失として処理するとしているが、「06年11月8日付け中間決算発表で公表している当期業績予想に変更はない」(取締役管理本部長)としている。

この事故では、同社ドライバーの芳賀祐介さん(28歳)と、助手として同乗していた山口健さん(29歳)のほか、電車の先頭車両に乗っていた小田原市の主婦、中島順子さん(46歳)の計3人が首などに軽傷を負った。また、小田急電鉄によると、この事故により同線は本厚木〜伊勢原間を中心に上下線で約4時間半にわたり不通となり、合わせて計79本に運休や遅れが出て、約4万2000人に影響した。




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