■NEXCO3社 システム整備間に合わず陳謝
高速道路の深夜割引 実施時期を延期
NEXCO3社(東日本・中日本・西日本)はこのほど、高速道路の「深夜割引」の見直しについて、実施時期を延期すると発表した。見直しは2024年度末からの実施が予定されていたが、「割引適用時間帯に走行した分の料金を対象として割り引くために必要となるシステム整備に時間を要しており、当初の見込みより遅れが生じている」と陳謝した。
見直し内容は、「割引時間帯の走行分のみを割引の対象とし、あわせて割引時間帯を拡大する」というもので、同社によると、本格運用の開始時期は今年7月頃になるとしており、具体的な運用開始時期については、今後のシステム整備状況を踏まえた上で改めて発表するとしている。
現行の深夜割引は、0時〜4時の間に高速道路を少しでも走行すれば、適用時間外の走行も含めた全行程の料金が3割引となる。このため、割引適用待ちの車両による滞留や、ドライバーの労働環境の悪化などが指摘されていたことから、見直しが進められていた。(続きは本紙をご覧ください)